仮想通貨(暗号通貨)の種類説明!ビットコインなど!

2017年4月1日に改定資金決済法(仮想通貨法)が施工されました。

これにより、仮想通貨がより身近になってきたんではないでしょうか!?

 

仮想通貨とは

一 物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値(電子機器その他の物に電子的方法により記録されているものに限り、本邦通貨及び外国通貨並びに通貨建資産を除く。次号において同じ。)であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの

二 不特定の者を相手方として前号に掲げるものと相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの

仮想通貨の種類は600種類もあると言われていますが、気を付けてほしいのは9割近くの仮想通貨の種類は「詐欺」の可能性が高いので注意してください。

あと、仮想通貨のセミナーとかで「必ず儲かる」などの文言で勧誘し商材などを売りつけてくる。「日本でここしか扱ってない」などで勧誘する。セミナーもほぼ詐欺の可能性が高いので注意してください。

[aside type=”warning”]必ず儲かるなら他人に教える必要がなく、自分でやるはずです [/aside]

 

今から紹介する仮想通貨は実際に売買できるので大丈夫です。

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オルト(アルト)コインとは

ビットコイン以外の仮想通貨のことをオルト(アルト)コインと呼ばれてます。

 

ビットコインとは

ビットコインの通貨単位は「BTC」です。

ビットコインは中本哲史(サトシ・ナカモト)を名乗る人物によって投稿された論文に基づき、2009年に運用が開始された仮想通貨です。通貨は国家の信用を基に価値を担保している一方、ビットコインの信用はネットワーク参加者全体で相互に形成されてます。ビットコインの数には限りがあり、多くの人がビットコインが価値のあるものだと信じれば、それだけ価値が上がり、無いものとみなせば価値が下がります。

通常、「円」の様な通貨は、国家(中央管理機関)が信用を基に価値を担保しています。日本で言えば日本銀行券を発行する日本銀行などがそれに当たります。しかし、ビットコインにはこのような中央管理機関は存在しません。ビットコインのシステムはP2P(Peer-to-Peer)ネットワークによって維持されており、ビットコインの信用はネットワク参加者全体で相互に形成されてます。サービスを運営するサーバーとサービスを受けるクライアントとが明確に分かれており、サーバーが管理する情報をクライアントが利用するシステムを「クライアント・サーバー型」と言います。ビットコインのシステムは、「P2P(Peer-to-Peer)ネットワーク型」と言い、クライアント同士が直接通信を行う分散型ネットワークです。ビットコインの安全性はP2Pネットワークにより保たれています。

ビットコインの取引履歴は、ブロックチェーンという公開された台帳によって管理されています。
新しい行われた取引は、ブロックに格納され、P2Pネットワークよる承認が完了すると、過去のブロックとチェーンのように末尾に追加されます。

各ブロックには、各取引の情報に加えて、ハッシュ値とnonce値が含まれています。
この2つの値を使って、ビットコイン取引の未承認ブロックを承認する作業をプルーフ・オブ・ワーク(Proof of work)と言います。直前のハッシュ値から、nonce値が算出され、正しいnonce値を算出することがブロックの取引が正しいことを承認することになります。
また、このnonce値によって、次の新しいブロックのハッシュ値が変動する仕組みとなっており、そのハッシュ値が、ブロックの承認作業に使われる。
というように、一つひとつのブロックが、チェーンのようにつながっています。正しいnonce値を求められない場合、次のブロックをチェーンにつなぐことができなくなってしまいます。

つまり、一つのブロックから、次のブロックとつながっているため、何らかの手段でブロックが変更された場合、つながっているすべてのブロックのハッシュ値も変更されなければなりません。
例えば、データの改ざんを試みブロックのデータを書き換えても、その前後のブロックと異なる値であることがすぐ判明されてしまいます。
そのため、改ざんしようとするブロックとつながっているすべてのブロックのハッシュ値をすべて再計算しなければならなくなります。
この再計算には、相当な処理能力が必要となり、次に生成されるブロック承認に追いつかないため、改ざんが不可能となっています。

イーサリアムとは

イーサリアムの通貨単位は「ETH」です。

イーサリアムは、分散型のネットワークであるブロックチェーンにスマートコントラクト(契約情報)を記述し、書き込まれた内容が実行されるという仕組みです。分散型アプリケーションやスマート・コントラクトを構築するプラットフォーム及び関連するオープンソース・ソフトウェア・プロジェクトの総称です。マイクロソフト社がイーサリアム基盤のブロックチェーンを導入したことから注目を浴び、時価総額はBitcoinに次ぎ第2位(2016年8月現在)です。イーサリアム基盤のツールを活用することで、コストを抑え、そして簡単にブロックチェーン基盤のアプリケーションを使えるようになりました。DAOやLISKもEthereumの仕組みを利用しています。

Ethereumのネットワーク内で使用出来る通貨は「Ether」と呼ばれ、通貨単位はETH、発行枚数に上限はありません。Bitcoinは物やサービスとの交換といった支払い機能がありますが、EtherはEthereumネットーワクの使用料金として使用します。

 

イーサリアムクラシックとは

イーサリアムクラシックの通貨単位は「ETC」です。

イーサリアムから派生してできた仮想通貨です。

Ethereumの仕組みを応用したDAOの機能を利用し、DAOプロジェクトの一つであった「The DAO」内に保管されたいたetherが、何者かのアドレスへ送金されるという事件が起きました。送金額は360万ETH(事件当時の価格で約52億円相当)。この対応として、Ethereum財団はハードフォークを実行。このハードフォークによりできた通貨がEthereum Classicです。ハードフォークの実装を行わず、元のブロックチェーンを維持しているプロジェクトとなり、ハードフォーク前のETHが取引可能です

 

リスクとは

リスクの通貨単位は「LSK」です。

Liskは分散型アプリケーションプラットフォームです。プラットフォーム内で利用出来る通貨名を「LISK(LSK)」といいます。Liskには3つの特徴があり、一つ目はスマートコントラクト(契約情報)の記述言語に、web技術でメジャーな「Javascript」を採用していること。二つ目はアプリケーションの基盤にサイドチェーンを使用していること。三つ目は、DAppsで立ち上げたブロックチェーンの承認システムを開発者が自由にカスタマイズできることです。

Liskプラットフィーム内で使用可能な仮想通貨の単位は「LSK」で、総発行枚数は無限(インフレ通貨)です。JavaScriptという言語を使用しています。LiskのDApps開発者は、取引の承認者を選び、承認者には取引手数料に加え、新規に発行されるLSKが報酬として与えられます。Bitcoinでは取引を承認し通貨を得ることをマイニング(採掘)といいますが、Liskではフォージング(鋳造)と呼びます。1年目は5LISK/ブロック、2年目は4LISK/ブロック、・・・と1年に1LISK/ブロックずつ減少し、5年目以降は1LISK/ブロックが報酬となります。

 

ファクトムとは

ファクトムの通貨単位は「FCT」です。

ファクトムはビットコイン2.0のプロジェクトのひとつで、「あるデータがある時刻に存在した」ということを証明することができます。例えば、貸付記録や証券、保険等のありとあらゆる書類や記録をブロックチェーン上で管理することができる仕組みです。語源はFact(事実)。印鑑証明のように、事実を証明する公証に似た役割を期待されています。
ファクトムがブロックチェーンに記録するのは書類やデータのハッシュのみなので、個人情報や機密データが漏洩することはありません。様々な記録や証明を、大量に、安く、そして機密を保護しつつ記録できるというメリットがあります。

ファクトムは、データの管理や記録を正確にこなすサーバーに、ファクトム独自の仮想通貨「factoid」が報酬として与えられる仕組みになっています。ファクトムの使用は、まずfactoidをネットワークに支払い、それをEntry Creditというものに変換する必要があります。エントリークレジットは記録入力と投票にしか使えないという特徴があり、売却することができないので、盗難などのリスクが低いと言われています。

モネロとは

モネロの通貨単位は「XMR」です。

Monero(モネロ)は、アルトコインの一種で、CryptoNoteプロトコルに基づくオープンソースのProof of Workを使用しています。CryptoNightは匿名性に特化しており、Bitcoinよりも匿名性が強いことが特徴です。2014年4月18日にスタートし、通貨は「XMR」と呼ばれます。供給量は1,800万XMRです。

CryptoNightを採用しています。CryptoNightは匿名性に特化したアルゴリズムで、リング署名を実装しています。リング署名とは、グループの一員なら誰でも署名が可能で、検証者に対して匿名性が保証できるデジタル署名の一種です。リング署名で署名されたメッセージは、特定のグループの誰かによって承認されますが、署名者同士を区別することはできません。また、Moneroのアドレスは「閲覧用」と「送金用」の二つの秘密鍵から生成されており、非常に長いという特徴があります。
アドレスはマスターキーのような役割を果たし、送金を行うたびにマスターキーがランダムなワンタイムアドレスを生成します。
送金の際はワンタイムアドレス宛にコインを送信するため、第三者がマスターキーとなるアドレスを見でも、取引履歴を確認することができません。「閲覧用」の秘密鍵を公開することで取引履歴のみを外部に公開することができます。

リップルとは

リップルの通貨単位は「XRP」です。

リップル(Ripple)の開発は、2004年にカナダのウェブ開発者である Ryan Fugger により開始された。 後にビットコイン技術を応用して Arthur Britto、David Schwartz等によって開発されたコンセンサス・レジャーが統合された。プロジェクトの指揮権は Ryan Fugger から Ripple Inc.(旧OpenCoin Inc.)に譲渡され、リップル・トランザクション・プロトコル(RTXP)として開発が継続されている。 リップルはビットコインと同様に分散型台帳技術を利用するが、二重支払いの検知をプルーフ・オブ・ワークシステムではなく、独自に開発されたコンセンサス・システムによって行う。これによりビットコインの致命的な弱点であるスケーラビリティや消費電力といった問題を克服し、ビットコインでは平均10分程度かかっていた決済をリップルでは数秒で行うことができる。

XRPはリップル・ネットワークのネイティブな通貨である。XRPはドルやユーロとは違い、リップル内にのみ存在する生来の電子的な資産である。1000億XRPがリップル・レジャー内にプログラムされており、リップル・プロトコルのルールでそれ以上は発行されることがない。XRPはリップル内で唯一の資産となる通貨である。リップル内の他の全ての通貨は残高として存在しており、これはゲートウェイの負債であることを意味する。この資産と負債の違いが、数学に基づいた通貨の一つの革命的な性質である。なぜならXRPは負債ではなく資産であるため、ユーザーは第三者のカウンターパーティーリスクを負うことを承諾することなく、USD残高を送金する代わりにXRPで価値の交換を行うことができる。

 

オーガーとは

オーガーの通貨単位は「REP」です。

Augurは、Ethereum(イーサリアム)のスマートコントラクトプロジェクトの一つで、「占い師」を意味する言葉です。未来予測市場のための分散型プロトコルで、オープンソースの未来予測市場のプラットフォームにユーザーが参加し、未来を予測して、その予測が正しければ仮想通貨で報酬をもらえるという仕組みで、「群衆の知恵」というシステムとブロックチェーンを使用しています。群衆の知恵とは、多くの人々がお互いの知識に影響されることなく、個別に自らのデータを生み出し、その個別データを匿名で集計することで、知恵が得られると考える仕組みです。Augurのプラットフォーム内でトレード可能な仮想通貨は「Reputation(評判)」。
未来を正しく予想できた人はReputationを受け取り、失敗するとReputationを失います。
通貨単位は「REP」、総発行数は1,100万REPです。

 

ジーキャッシュとは

ジーキャッシュの通貨単位は「ZEC」です。

ZCASHは、自分の持っている命題が「正しいもの」であることを伝えるために、「正しい」という事実以外の情報を伝えることなく証明を可能にする「ゼロ知識証明」という技術が用いられ、Equihashというアルゴリズムを使用しています。ゼロ知識証明を用いることで、ブロックチェーン上の支払者、受取者、金額の情報を自動的に隠し、正しい閲覧キーを持つ人だけが内容を見ることができ、他者に閲覧キーを送る際は、オプトイン方式で送ります。
ZCASHはパブリック・ブロックチェーンを使用し、分散型ネットワークを保持しつつ、完全な匿名支払が可能です。ZCASHの特徴は、ゼロ知識証明を用いてブロックチェーン内の通貨の取引を暗号化する「高い匿名性」です。
匿名性のメリットは、資産のやり取りを第3者に明かすことなく行えること。ZCASHは、ゼロ知識証明を使った初めての本格的な仮想通貨として期待されています。

 

ダッシュとは

ダッシュの通貨単位は「DASH」です。

2015年3月に「Darkcoin」から「DASH」という名称に変更されました。
通貨の単位は「DRK」、総発行数は約2,200DRK。ダッシュの特徴は、CoinJoin(コインジョイン)という「取引のプール」の考えを利用し、Darksendと呼ばれる匿名性の高いトランザクション形式を採用していること。例えば、A→Bに5DRK、A→Cに5DRK、D→Eに5DRK という取引があったとします。このとき送信された計15DRKは、いったんプールFに貯められ、そしてB,C,D,Eに5DRKがそれぞれ送信されます。これにより、ブロックチェーンを参照しても送信元がどこなのか不明瞭になり、匿名性を高められます。ビットコインは取引が公開されますが、 ダッシュは送金の追跡が不可能です。セキュリティにも優れており、「X11」と呼ばれる11種類のハッシュ関数(blake, bmw, groestl, jh, keccak, skein, luffa, cubehash, shavite, simd, echo) を組み合わせたハッシュアルゴリズムを採用しており、複数のハッシュ関数を利用することでセキュリティ的にも優れているとされています。決済においても、instantXと呼ばれる決済手段を利用することで、ビットコインよりはるかに早い承認が可能となり、取引もスピーディーに行うことができます。

 

ネムとは

ネムの通貨単位は「XEM」です。

NEM(ネム)は、ビットコイン2.0の一つで、アルトコインの一種です。NEMという名称はNew Economy Movement(新たな経済運動)の略称で、その仕組みにはPoI (Proof-of-importance)を採用しています。通貨は「XEM」と呼ばれます。

NEMは多くの資金を保有する一部の採掘者に報酬が偏らないよう設計された初の暗号通貨です。ビットコインでは採掘を「マイニング」と表現しますが、NEMでは「ハーベスティング」と表現します。仕組みとして採用されているPOI(Proof-of-importance)は、NEMのネットワークに貢献した人が利益を得られるというものです。保有している資産額に限らず、取引額、また取引を行なった相手にも依存し、NEMネットワークに積極的に参加する人間に報酬を与えています。全ての人に平等に利益を得る機会を与えていることから、「富の再分配」と表現されています。

 

ライトコインとは

ライトコインの通貨単位は「LTC」です。

Litecoin(ライトコイン)は、ビットコインに次ぐ時価総額を持つ暗号通貨で、アルトコインの一種です。ビットコインが「金」と例えられるのに対し、Litecoinは「銀」と例えられます。通貨は「LTC」と呼ばれます。基本的な仕組みはビットコインと同様ですが、ビットコインに比べ、より高速な取引が可能です。また発行枚数の上限が8,400万枚とビットコインのおよそ4倍に設定されています。一般的なスペックのコンピューターでも採掘が可能なため、採掘対象のコインとしても注目されています。

 

モナーコインとは

モナーコインの通貨単位は「MONA」です。

日本の巨大掲示板サイト2ちゃんねるのソフトウェア板で、Mr.Watanabe(わたなべ氏、2chpool ◆bzJIFpVqts)によって開発されている日本初の暗号通貨である。名前の由来となったのは2ちゃんねる発祥のAA「モナー」である。Litecoinをベースにしていて、ブロックアルゴリズムはLyra2REv2(450,000ブロック以前はScrypt)。1ブロックにつき50 MONAのBlock Reward(採掘者に対する報酬)が与えられ、ブロックが生成される時間は平均90秒。発行量の上限は1億512万MONAである。Premine(開発者による事前採掘)はない。

 

ビットコインキャッシュとは

ビットコインキャッシュの通貨単位は「BCH」です。

2017年7月20日、ビットコインのマイナー(採掘者)が「ビットコイン改善提案(BIP)91」に投票し97%が賛成した。 ビットメインの保証技師のジェームズ・ヒリアードによるこの提案は2017年8月1日に「Segregated Witness (SegWit)」を作動させるというものだったビットコインコミュニティの一部のメンバーはブロックサイズの上限を上げずに「BIP91」を採用することは単に問題に直面することを先送りしただけであり、BIP91に賛成した人々はビットコインを取引通貨よりもデジタル投資として扱うことを望んでいると感じた 。彼らはビットコインキャッシュと呼ばれるビットコインのフォークを8月1日に実装する事を意図していた。ビットコインキャッシュはビットコインのそれまでの取引履歴を受け継ぐが、更なる取引は分離される。ブロック 478558が最後の共通のブロックであり、したがって最初のビットコインキャッシュのブロックは478559となる。ビットコインキャッシュはブロックサイズを8MBまで上げたことでビットコインのブロックチェーンとの後方互換性が無くなった。7月23日にビットコインキャッシュの先物取引が0.5BTCで始まったが、7月30日までに0.10BTCまで下落した。マーケットキャップ(時価総額)は2017年8月1日の23時15分(UTC)以降に表示されるようになった。

 

まとめ

ビットコインなどの仮想通貨を売買するには仮想通貨を取り扱ってる業者にアカウント登録してから始めることができる。

仮想通貨の種類は数百種類あるが、そのほとんどが詐欺の可能性があるのでビットフライヤー・コインチェックなどのしっかりした業者で取引する。

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